
志賀高原観光協会では、時代の変化と共にお客様のニーズに応えるべく、段階的なデジタルシフトを推進されてきました。その過程では、弊社のシステムを導入いただき、伴走支援させていただきました。
地域全体の集客基盤を構築した「地域OTA導入期」から、顧客との絆を深める「CRM連携期」、そして最新の「AI導入期」までの取り組みをご紹介します。
|01. 地域OTA導入期:Web集客の地盤づくり
宿泊施設と「在庫連携」を実現し、地域全体の販売力を強化
背景:旧システムの限界と機会損失
元々宿泊予約システムは導入されていましたが、主要なサイトコントローラーとの連携が未対応でした。そのため、宿泊施設側で在庫管理の手間が発生し、リアルタイムなプラン提供が難しいという課題を抱えていました。
取り組み:「プランメーカーポータル」の導入
サイトコントローラーとのシームレスな連携が可能な「プランメーカーポータル」へ刷新。地域全体で効率的に予約を受け付けられる体制を整えました。
効果:販売チャネルの拡大と参画施設の増加
システムの刷新を機に、多くの宿泊施設がサイトコントローラーを導入。観光協会サイトだけでなく複数のOTAへの同時販売が可能になり、地域全体のWeb集客力が飛躍的に向上しました。運用効率が上がったことで参画施設数も増加し、強力な販売基盤が構築されました。


|02. CRM連携期:ファンとのつながりの深化
「選ばれる観光地」を目指し、ロイヤルカスタマーを育成
背景:地域OTAの利用促進とファンづくり
予約基盤が整った次のステップとして、地域OTAを利用するメリットを創出し、一度訪れたお客様に「志賀高原のファン」になってもらうための仕組みが必要でした。
取り組み:会員プログラムとメールマーケティングの開始
CRM(顧客関係管理)システムを導入し、会員プログラムを始動。ゲレンデのオープン情報や限定イベント、キャンペーン情報を定期的に配信するメールマーケティングを開始し、地域OTAへの予約動線を確保しました。

https://kanko-dx.go.jp/wp-content/uploads/2025/10/seikahokokusho_shigakogen_2022.pdf
効果:アクセス数向上と売上目標の達成
メルマガ等の情報発信により、サイトへの平均アクセス数が大幅に向上。宿泊予約数も着実に伸び、売上高目標を達成することができました。お客様との継続的な接点を持つことで、ロイヤルカスタマーへの育成に成功しています。

https://kanko-dx.go.jp/wp-content/uploads/2025/10/jigyoseika_shigakogen_2022.pdf

https://kanko-dx.go.jp/wp-content/uploads/2026/03/kankodx_jirei_Shigakogen_2026.pdf
|03. AI導入期:次世代の観光体験
24時間365日、AIがコンシェルジュとして旅をサポート
背景:利便性向上と問い合わせ対応の効率化
「タビマエ・タビナカ」における多様な質問への即時回答や、多言語対応によるインバウンド顧客の利便性向上、およびスタッフの問い合わせ対応負荷の軽減が課題となっていました。
取り組み:地域特化型「AIコンシェルジュ」の構築
ゲレンデの滑走可否やリフト運行状況といった志賀高原特有のニッチな情報を学習させた、日英対応のAIコンシェルジュを導入。さらに、宿泊予約APIとの連携や、地域の事業者がAIに対して自店舗のこだわり(イートイン可否等)を直接入力できる仕組みを構築しました。

https://kanko-dx.go.jp/wp-content/uploads/2026/03/kankodx_jirei_Shigakogen_2026.pdf
効果:ベテランスタッフ並みの提案力と多言語対応
AIが自然な対話で、ベテランスタッフに引けを取らない精度の観光提案を実現。API連携により、AIが空室検索結果に対して各宿泊施設のオススメポイントを教えてくれる「こだわり空室検索」も可能になりました。特に英語圏の利用者からの需要が非常に高く、言語の壁を取り払うことで、外国人観光客にとっての相談ハードルを下げることに成功しました。

https://kanko-dx.go.jp/wp-content/uploads/2026/03/kankodx_jirei_Shigakogen_2026.pdf
|04. 最後に:志賀高原観光協会のデジタルトランスフォーメーション
私たちは、単なるシステムの導入に留まらず、観光協会、地域事業者、そしてお客様の三方をデジタルでつなぐことで、「地域で稼ぎ、地域に還元し、地域を育てる」サイクルを構築する取り組みを続けています。
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